
2009.12.03
こんにちは。大泉特別養護老人ホーム看護係長の三井です。よろしくお願いします。
大泉特養は、入所される方のベッドが120床、ショートステイでお泊りの方のベッドが15床と、大所帯な施設です。
ここに勤務している看護師は7名。早番・日勤・遅番の交代勤務のほか、当番制で夜間のオンコール(施設からの緊急連絡に対応できるよう自宅で待機すること)があります。
私は、看護師となり5年程病院に勤めた後、専業主婦になりました。子供に手がかからなくなった頃、福祉関係の仕事がしたいと思うようになり、一年で社会福祉関係の資格が取れる「東京都社会事業学校」(現在は廃校)に入学、障がい者福祉と高齢者福祉について学びました。
卒業の頃、ちょうど当法人で特養看護師を募集していたため、平成11年に入職し、高齢者福祉の道に進むこととなりました。平成11年といえば、折しも、介護保険が始まる1年前で、私は最後の「措置」の時代、そして「契約」の時代の両方を体験することができました。
介護保険が始まって、特に最初の9年間は介護を取り巻く世界がどんどん変化しました。良かった事は、お客様(利用者様)の権利が、色々な意味で守られるようになったことでしょうか。
当法人の介護サービス理念は「ありのままのあなたを大切にします。」というものです。また行動指針として「あなたらしく生きるお手伝いをさせていただきます。」という言葉もあります。抽象的な言葉ではありますが、現場で働いていて日々「なる程」と思います。これらの言葉をいつも忘れず、仕事をしようと心がけています。
「特養の看護師と病院の看護師はどう違うの?どんな仕事をしているの?」と思われる方も大勢いらっしゃると思いますので、ご説明します。
病院の看護師が、医師の指示のもと、医療を手段、治療を目的に働いているのに対し、特養の看護師は、お客様一人ひとりの「生活」を中心に、他職種と連携していくところに特色があり、医療的な目を持って介護を支えていく(「生活看護」と言います。)のが仕事です。
医師は常駐していない為、急変時や、その急変を予知する観察力・判断力が必要ですし、ご家族様への説明・連絡も大切な仕事です。そして、特養が「終の棲家(ついのすみか)」と言われるように、他職種と連携し、最後までその人らしい最期を迎えられるよう看取っていく事も大切な仕事のひとつです。
「介護の仕事」は、時に底なし沼に入りこんだように、これで良いのか悩んでしまうこともあります。でも、どんな職種でも同じかもしれませんが、同僚の一言で救われたり、お客様の笑顔に助けられたりの毎日です。
「介護の仕事」は、これからもどんどん変わっていくだろうし、自分達で変えていけると思うし、レベルアップしていく業種だと思います。やりがいを見いだせる職業だと思います。これからもたくさんの方に「介護の仕事」を知っていただけるよう、介護現場から発信していきたいと思っています。