
2009.12.26
私毎で恐縮ですが、昨年は義父が特養で亡くなり、今年は父が自宅で亡くなり、義母と母はそれぞれ独居をしております。
先日、母は胸椎圧迫骨折の為に動くことが困難になり、市内の病院に2週間ほど入院しました。
独り住まいがよほど淋しかったのでしょう。自宅で安静にしていても、入院してもどちらでも良いと医師から言われたらしいのですが、二つ返事で入院してしまいました。
退院した時は、入院中(励ましの意味で)褒められたことなどをあれこれと嬉しそうに話していました。
住み慣れた家や家族と離れ、施設で暮らすのは淋しいことだとは思いますが、し~んとした環境で独りきりでいるという淋しさは無いと思います。
私達はご家族に代わることは出来ませんが、特養の生活の中で、人として、また介護のプロとして沢山かかわることが出来るからです。
さて、事業団の特養では、看取り介護を行っています。
10年前と比べて、ますます要介護度も上がり、高齢化していく実態にあります。
平成21年10月に、約15年間関町特養で(開設当初頃より)お過ごし頂いた99歳の方を看取らせていただきました。
長生きしてくださり、私たちに沢山のことを教えてくださいました。また沢山の『癒し』も与えてくださいました。
晩年は言葉も発しず、ミキサー食やゼリーを召し上がるのがやっとの状態でしたが、最期はご自分で逝かれるタイミングを見計らうかのように、多数の職員に囲まれて息を引き取られました。
ほとんどのお客様が基礎疾患をお持ちで「老いる」という避けられない状態にいらっしゃいます。
医療ニーズもそれぞれのお客様で異なりますが、その方がその方らしく最期までお過ごしいただけるように支えるのが私達の仕事です。
かけがえのないおひとりおひとりの方を、最期まで介護する。
これ程、重要ですばらしく、大変ですがやりがいのある仕事が他にあるでしょうか?(というのは、言いすぎでしょうか?)
関町特別養護老人ホーム 看護係長