コラム介護のお仕事

きっかけ・・・そして今

2010.06.29

 野球に明け暮れた学生時代。真剣に将来のことを考えていなかった私が福祉の世界の扉を開いたのは、介護の仕事に誇りを持って取り組む亡き兄の姿に、自然と共感を覚えたからではないかと思います。大げさかもしれませんが、人生はいつどこで大きく転換していくかは分かりません。今後もそのような機会を見逃さず大切にしていきたいと思っています。福祉の道に導いてくれた兄に感謝!
 そんな私も練馬区社会福祉事業団に入職して12年。現在は大泉ケアハウスで働いています。皆さんには、あまり馴染みのない当施設とは?練馬区内に居住する方で、独立して生活するには不安のある60歳以上の方を対象に、安心して自立した生活を送って頂くための施設です。身体機能の低下に伴い、何らかの支援や介護が必要になった場合には、ホームヘルパーなどの外部の福祉サービスが利用できます。定員は50名です。
 ケアハウスにおいて一番大切なことは、生活場面の中から、悩みや課題を抱えている入居者の声に耳を傾けることではないでしょうか。その人とともにその人が感じている悩みや問題の性質を検討し、その人が望む生活の実現に向けて援助していくことが職員に求められていると思います。課題が解決しお客様から笑顔を頂いた時は、こちらも笑顔になり充実感を味わうことができます。お客様満足=職員満足といった関係が成り立ちます。非常に難しい援助ですが、やりがいのある仕事だと思います。
 最後に、私が野球から学び今でも大切にしていることは、「チームワーク」です。50人の方が集団生活しているケアハウスにおいても、職員が皆様の潤滑油となり、一つにまとまったチームとして楽しく明るい雰囲気で生活が維持できるよう、もちろん他職種・地域とも連携して努めていこうと思います。
笑顔を忘れずに福祉の輪を広げていきましょう!

                                   大泉ケアハウス所長

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