【人生会議】をご存知でしょうか？
【人生会議】とは、もしものときのために、あなたが望む医療やケアについて前もって考え、
家族等や医療・ケアチームと繰り返し話し合い、共有する取組のことです。（厚生労働省ホームページより）

豊玉地域包括支援センターでは、地域の方、訪問支援協力員（区民ボランティア）の方と
【人生会議】について共に学び、考える会を開催しました。

・人生会議とは？
・厚生労働省　youtube動画　～人生会議について考えるきっかけをつくるために～Vol.1　視聴
・もしバナゲームで自分らしい最期を考える
　※もしバナゲームとは…『人生の最期にどうありたいか」だれもが大切なことだとわかっています。
　　　　　　　　　　　　でも、なんとなく「縁起でもないから」という理由で、避けてはいないでしょうか。
　　　　　　　　　　　　このカードを使えば、そんな難しい話題を考えたり話し合うことができます。
　　　　　　　　　　　　ゲームを通して、友人や家族に あなたの願いを伝え、理解してもらう きっかけ作りにもなります』 
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ｉＡＣＰホームページより）
・もしバナゲームを体験して考えたこと、感想

もしバナゲームでは、みなさん熟考しながらカードを選んでいました。
なかなかカードが決まらず「えーーーーどうしよう」と真剣に考えこむ様子も…。

「ひとりで最期を迎えるのはいやだわ」
「近所のお年寄りで、さやえんどうのすじをとっていて、そのまま亡くなった方がいた。ああいうのがいいわ」
「残していく家族のことが一番心配」
「葬儀のこととかは子供に迷惑かけたくない。息子に葬儀社の会員になってるって話をしたわ」
などなど、参加者のみなさんは色々な思いがあふれている様子でした。
担当包括職員も夢中になってしまい、みなさんがもしバナゲームを楽しんでいる写真を撮るのを失念してしまいました！

人生会議について考え、もしバナゲームで自分の最期を想像し、みなさんしんみりしてしまうかと心配していましたが
笑いあり、気づきあり、深い共感ありで大変盛り上がりました。
参加された方は、
「またやりたいわ」
「楽しかったわ」
「今度は若い人ともやりたい」
と、次回の参加にも意欲的でした。

豊玉地域包括支援センターでは、今後も地域の皆様、支援者の皆様と、住み慣れたわが家で自分らしく生きるために
人生会議について学び合う会を開催していきます。