デイサービスでは唾液の分泌を促す目的でお口の体操を行います　お食事前に早口言葉や漢詩を皆さんで唱えていただくこともございます

今年も残すところあとわずかとなりました。これから年末年始を迎えるにあたり、餅やお雑煮を召し上がる機会もあるのではないかと思います。
しかし餅は窒息事故が起きやすい食品であり、召し上がられる際には特に注意が必要です。食べ物による窒息死亡事故は例年1月に多く発生しており、特に1月1日に最も多く、次いで2日、3日の順に発生件数が多いです。また事故被害者は75歳以上の高齢者が最も多いです。
窒息事故を防ぐ注意事項として・・・
・食品を小さく切るなど、食べやすい大きさにする。
・急いで飲み込まず、ゆっくりとよくかみ砕き、だ液と混ぜてから飲み込む。
・介助が必要な人に餅などを食べさせる時は、「横になった状態」「あおむけに寝た状態」では食べさせないようにする。
・餅などを食べる前には水やお茶、汁物を飲んで喉を湿らせる。
・食事中は遊ばない、歩きまわらない、寝ころばない。
・高齢者や介護を要する方は、粥(かゆ)などの流動食に近い食物でも窒息を起こすことがあるため食事の際は目を離さない。
・いざという時に備え、応急手当の方法を習得しておく。

どうぞお体に気を付けて、年末年始もお元気でお過ごしくださいませ。