練馬区立練馬デイサービスセンター

8月最後の施設内研修。

2018.09.01

デイサービス デイサービス

さぁ~! 

皆様、これは何の研修をしているところだと思いますか??????

片目を塞ぎ、片頬にテープを貼り、お口を動かしにくくしているこの姿・・・!!

実はこの研修は『食事介助の研修』を行っている姿なんです!!

一人の職員が片目・片頬をテープで塞ぎ、片麻痺の方を再現しているのです!

 

今回の研修では・・・

・食事姿勢
・どのような物はたべやすい?食べにくい?
・なぜ水分にトロミをつけるの?
・麻痺側より介助するとどうか?など等・・・

沢山学ぶことがありました。

職員から出た意見では

・麻痺側より介助されると(見えにくい)から、食べにくい。また・嫌な気分になった。
・パンとものによって食べにくさがある。
・マーガリンが付いているだけで、こんなにも食べやすくなるものなのか?ビックリした。
・サラサラの水分は一気にのどに流れ込み怖い。今現在私たちには喉や舌に麻痺が無いから、抵抗することが出来るが、麻痺があったら・・・。など

実体験することで、お客様の気持ちをより一層理解できました。

  • このテープを使用し麻痺を再現しました。 このテープを使用し麻痺を再現しました。

今回使用した『パン』は

・マーガリン入りのロールパン
  ⇒これはすごく食べやすかったが、一番上の部分の硬さが気になった。

・メロンパン
  ⇒ボソボソして口に残る。 *写真には出ていませんが、チョコチップ入りメロンパンも試しましたが、チョコチップが飲み込みの邪魔になったようです。

・ゼリー
  ⇒飲み込みやすいが、介助される方向により怖さを感じた。 など同じ意見がたくさん出ました。

今後もお客様の気持ちに寄り添えるように研修を行っていきたいと思います。