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地域ケアセンター会議「消費者被害~気づきと対応の体験~」

2021.08.31

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関町地域包括支援センター

            笑顔の裏は…             笑顔の裏は…

 8月末といえば、暑さもひと段落し、虫の音に秋の気配が感じられるようになってきました。
さて、当センターでは新型コロナウィルス感染拡大防止のまん延防止等重点措置を受けて、今年度・第1回地域ケアセンター会議を書面形式にて開催いたしました。
 今回の地域ケアセンター会議のテーマ(課題)は「消費者被害~気づきと対応の体験~」とし、地域の中で皆様が消費者被害について日頃取り組まれていること、備えていること、心配なこと等につきまして、まずは皆様のお声を聞かせていただきたいと思い、6月末に地域の民生児童委員、自治会町会、医療機関、薬局、介護事業所等に、アンケートをお送りいたしました。また、昨年4月の1回目の緊急事態宣言から既に1年以上が過ぎ、感染を予防しながら日常生活を送るwithコロナの時代となってきたこの間、取り組まれたことで、工夫をしたこと、苦労をしたこと、これからの生活について思うことについても皆様からご意見をお聞かせいただきました。
 電気料金の乗り換え、屋根や壁の高額な修繕、給湯や電気系統の点検、公的機関を騙った通帳やカードの持ち去り、押し買い(買取の強要)などなどさまざまな消費者被害を見聞きしているようでした。実際に練馬区消費生活センターや地域の包括へ相談し、解約のお手伝いをしてくださった方もいらっしゃいました。被害を防ぐためには、気に掛けることと見守りが大切とのご意見が多数ありました。
 また、コロナにより、いろいろなイベントが中止となったり、機関が休止したりして、高齢者が家に閉じこもりがちになっている状況です。少しずつ元の生活に戻り、地域のコミュニティに参加できるように、イベント等の形を変えたり、時間を短縮したりなどで、何とか出来る方法を考えていくことも必要、とのご意見を頂きました。
 工夫を凝らすことで、人と人とのつながりの再構築が可能となると考え、関町地域包括支援センターの今後の活動に具体的に生かしていきたいと思います。

*アンケート結果を下記のPDFファイルで見ることができます。