関町デイサービスセンター

リハビリ室の風だより

2020.11.13

デイサービス デイサービス

歩き方もいろいろ 歩き方もいろいろ

ご一読あれ。
近くて遠い不思議なリハビリ室の謎


関町デイの個別機能訓練は、お客様にデイルームから遠く離れたリハビリ室まで、のんびり廊下を歩いていただくことから始まります。杖や歩行器を使っているお客様や、中には手すりを伝って歩いてこられるお客様もおられます。
リハビリ室までの距離は、だいたい2m~240mくらい(?)。
歩き方が人それぞれなのと同じように、デイルームからリハビリ室までの距離も、お客様ひとりひとり違います。
これはどういうことでしょう?

 

リハビリ室はすぐ隣 リハビリ室はすぐ隣

実は、リハビリ室はデイルームのすぐ隣です。ドアからドアまで最短で2mくらいでしょうか。
ところが関町デイの廊下は一部回廊式になっているので、デイルームには2つの出入り口があります。リハビリ室とは反対側の出入り口から、ぐるっと廊下を1周まわってリハビリ室まで歩いてくると、約60m歩いたことなります。

職員と一緒に 職員と一緒に

機能訓練指導員は、お客様と一緒に歩きながら、その日の歩行状態を、ひとりひとりそっと観察します。
痛みの具合を質問したり、前回の歩容と比較したりしながら、その日のお客様の体調把握に努めます。この観察によって、後に続く訓練プログラムを、より安全に実施することができるのです。









リハビリ室までの距離は訓練目標によって決まります。

さて…
廊下を2周歩いてからリハビリ室にいらっしゃる方もいれば、中には5~6周歩いてから来室される達人レベルの方もおられます。
リハビリ室まで歩く距離は、お客様の訓練目標によってさまざまです。あらかじめ機能訓練指導員と相談して決めています。

訓練目標??

顔や性格が人それぞれ違うように、身長も体重も歩き方も人それぞれ違うように、
毎日の生活スタイルや日ごろの関心ごとも、そして、そこから生まれる訓練目標も、ひとりひとり違ってきます。

現在関町デイでは、70名前後の個別機能訓練参加者がおりますが、まったく同じ訓練目標はひとつもありません。
したがって目標に向けて実施する訓練プログラムの内容はもちろん、その一部である「デイルームからリハビリ室までの歩行」も、お客様ごとに距離が変わってくるのです。





個別機能訓練の「個別」は1対1という意味ではありません。

お客さまひとりひとりに合わせた個々別々の訓練プログラムを、お客さまごとに提供させていただいています。




 

現在、関町デイでは個別機能訓練に参加される方を募集中です(曜日によってお待ちいただくこともございます)。
これを機会にぜひ、
完全オーダーメードプログラムの効果を、存分に味わってください。