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光が丘地域包括支援センターのお仕事紹介③

2023.03.18

高齢者の相談サービス 高齢者の相談サービス

光が丘地域包括支援センター

消費生活センターの資料です。 消費生活センターの資料です。

こんにちは。花粉症の方にはつらい時期ですが、皆さま、如何お過ごしですか?
地域包括支援センターのお仕事紹介の第三弾です。これまで、保健師、介護ケアマネジメント担当職員の仕事を紹介してきました。
今日は社会福祉士編です。

地域包括支援センターは、高齢者の皆さまやご家族が地域生活を送る上での様々な困りごとの相談窓口です。保健師・看護師、主任介護支援専門員、介護支援専門員、社会福祉士等の職員が、お互いに協力しながら様々な業務に携わります。その中で、社会福祉士は、権利擁護の業務を主に担っています。人は年を重ねるにつれ、判断能力は少しずつ低下する傾向にあります。そのため、自分自身の権利を守ることが難しくなり、権利侵害にあいやすくなると言われています。そうした権利侵害を防ぐことで地域で生活できるように、様々な機関と連携して支援に努めています。具体的には高齢者虐待や消費者被害の解決と未然防止、成年後見活動制度の活用が挙げられます。

◆高齢者虐待
 家族等の介護者が高齢者に対して、心身を傷つける言動、行動、介護の放棄、金銭の搾取等で高齢者の人権を侵害することを指します。一方で、介護者も介護の疲労等の様々な困難を背負っている場合もあります。社会福祉士として、高齢者の安全の確保、そして介護者の負担を軽減するために様々なサービス・制度の活用を支援します。

◆消費者被害
 練馬区内でも少なくない高齢者の方々が詐欺の被害にあっています。区では電話自動通話録音機の貸与などに取り組んでいますし、警察も被害防止活動を行っています。そのなかで、私たちも消費生活センター等と連携し、被害の未然防止に向けた支援を行います。

◆成年後見制度
 判断能力が不十分になることで、支援が必要になる方もいます。そうした方の財産や権利を守るための制度です。裁判所が選任する後見人等は本人に代わって契約を結んだり、契約を取り消すことができます。地域包括支援センターでは、本人やご家族と相談しながら、問題解決を一緒に考えて適切な制度をご案内します。

光が丘地域包括支援センターは、光が丘区民センターの2階奥にあります。来所が難しい場合は、ご自宅等に訪問いたします。お気軽にご相談ください。土曜日も地域包括支援センターの窓口は開いております。