Q1.今までの経歴・志望動機を教えてください。

A.高校卒業後、プロの漫画家を目指していました。
雑誌に何度か掲載されるようになったのですが、なるなら２５歳までに、と決めていたので、
その後は手に職をつけようとホームヘルパーの仕事を始めました。
母の実家がお寺だった関係で、東京を離れ、２年間ほど法嗣（ほっし）として働いたこともありましたが、
その母が骨折し、父一人では看られないということで、東京に戻り、デイサービスに２年、
老健のデイケアに７年ほど勤めました。 練馬区社会福祉事業団のことは、ホームページを見て知りました。
練馬区が出資して福祉の仕事をしている、というところに惹かれました。

Q2.現在の仕事内容をお教えください。

A.デイサービスセンターの介護士として、朝はバスに添乗してお迎えに行き、日中の時間は、
体操、入浴、レクリエーションなどを提供して、身体機能の維持と向上が図れるよう支援させて
いただいています。帰りの送迎の後は翌日の準備になります。

Q3.仕事でのやりがいや、大切にしていることは何ですか？

A.入院していたお客様が退院し、デイサービスに通ううちに離床時間が次第に増え、体操やレクリエーションに参加されて元気になられるのを見ると、とてもやりがいを感じます。
私には９５歳になる曾祖母がいるのですが、日中は部屋でテレビを観て過ごし、食事が終わればすぐ部屋に戻ってしまいます。
お客様もご自宅では話すことが少ないかと思うので、デイサービスにいらしたときには、いっぱい話していっぱい笑ってもらいたいです。

また、デイは通所サービスですので、いつも来ていただいていた方が、入院や在宅での状況の変化で、急にお会いできなくなることがあります。
ですので、今デイサービスに来ていただいているのが当たり前と思わず、その時その時を全力で接することを大切にしています。

Q4.今後の目標を教えてください。

A.私は介護士ですので、医師のように病気を治すことも、理学療法士のようにリハビリすることもできませんが、お客様の「元気が出るツボ」をすぐに見つけて、一日を楽しんで過ごしていただけるような介護士でありたいと思っています。